キカクガイ

we are the nobodies



たしかに、最初にオマエを見た時はビックリしたよ。どう接していいのか、何を話したらいいのか分からなかった。でも、クラスメイトとして話をしたり、一緒にメシを食うようになって、いつの間にかオマエが×××だってことが頭から消えちゃってるんだよな。それで、『じゃあ、みんなで遠くに遊びにいこうか』となった時に初めて、『あ、そっか。そういえばオマエは×××だったんだよな。それじゃ、×××××ったオマエを連れていくには、どうしたらいいんだろう』となるんだよね
五体不満足乙武 洋匡)




しかし、こんな言葉で断じられる■にとっては、たまったものではない。存在しない、といっても、自分はここにいるのだ、では、いったい自分は何なのだ、と叫びたくなる。 /坂東真砂子?


だ。好きになるのは異性ではなく同性の女の子なのだが、それが友情なのか恋愛なのかはっきりしないまま。「同性愛」を辞書で引いても「異常性欲のひとつ」、心理学の専門書でも「一過性のもので成長すれば異性のほうに向かう」と書かれているだけで、情報があまりにも
 大阪市内の私立女子高校に勤務して10年。5年ほど前から好きな女性と一緒に暮らしているのに、「先生、結婚せえへんの」と生徒に聞かれても、教員仲間から「今度、クミちゃんちに遊びに行くわ」と言われても、きちんと答えられない自分がずっと苦しかったのだ。(http://www.jinken.ne.jp/sexuality/ikeda/index.html