アイデンティティのディスオーダー（下書き編）
多くの人は茨城人は生まれたときから死ぬまでずっと茨城人であり横浜人は生まれたときから死ぬまでずっと横浜人であり変わることはないと思っています。 しかし現実には事態はそんなに単純なのでしょうか。
たとえばある人は自分をずっと茨城人だと思っていました。確かに産まれたときは少しだけ横浜だったかもしれませんが、そんなことは問題ではなく自分が茨城人だと思い、深くは考えていなかったのです。 しかし成長するにつれて次第に違和感に気付き始めます。どうも私が茨城だと思っていたものは現実の茨城とは違うらしい。それどころか自分がサンポート鹿島だと思っていたものは実は横浜そごうだったり大洗だと思っていたものは桜木町だったりすることに気づくのです。
次第に、もしかしたら自分は本当は横浜っぽいのではないか、という疑いが頭をよぎります。 すると思いも寄らなかった現実を知ることになるのです。たとえば小さい頃よく桜木町の動物園に連れて行かれたなんて話を聞いたり思い出のあの景色が実はサンポート鹿島ではなく横浜そごうだったことや私が小さい頃には鹿島にはジャスコなんて存在しなかったことを知ってみたりわたしは何？とか力石徹は赤いランドセルをしょっていただろうか?なんて自問自答してみたり私は桜が好きだとかＳＡＫＵＲＡなのか佐倉なのかcherryblossomなのかなんて悩んでみたりするのです。
しかし、はじめのうちは、そんなこと大した問題じゃない。どちらも同じ関東じゃないか。なんて思っていたりします。しかし、 ある日自分はほんとうに気持ちが分かり合える人がいない なんてことに気付いたりするのです。
ところが横浜だとどうでしょう。茨城の人達にいくら言ってもわかってもらえなかったダイヤモンド地下街やポルタの話もみんなわかってくれます。誰も水戸とか成田とかいう未知の世界の話なんかしません。おばあさんやおじいさんに聞いたらみんな水戸といえば偕楽園や御三家とか鹿島の鹿といえば延喜式神名帳によると伊勢神宮・鹿島神宮・香取神宮の3社だけで奈良の鹿で鹿島立ちだと思っているのになんで茨城の人たちは水戸は納豆で鹿といえば二足歩行する異形の獣だと思っているのでしょう。理解できません。
これがGenesis Identity Disorder(GID)です。
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そして、思うのです。●●●になろう。
しかし、現実はそうはいきません。書類を見ればプロフィールに X と書かれているのが一目でわかってしまいます。 そのせいでなまずなんて食べたことないのに「なまずって美味しいの?」とか聞かれたりサーフィンなんてやったことないのに「よくサーフィンしにいくよー」なんて話を振られたりしてしまうのです。
この戸籍のせいで。。
しかし、ある日、戸籍を変えられることを知ります。
そして決意します。
よし。戸籍を変更しよう。
しかし、そのために家族との戸籍を分けなければなりません。愛情や思い出や感傷とは程遠い家族崩壊したあの家族たちと決別しなければなりません。
それほどの覚悟が必要なのです。
それもそれほどの強い意志があれば乗り越えられるでしょう。
しかし事態は更に複雑だったのです。
それはさておき、その話に移る前に、ところで
あるband-manはBjealKになりたいと言いました。
周りのband-menはなれないと言いました。彼はBjealKになれないと言いました。
それでも彼はBjealKになりたくて、なりたくて、顔を白く塗りました。
けど、それでも見た目は顔を白く塗ったband-menです。
あるband-manは脱BjealKしたいと言いました。
周りのband-menはなれないと言いました。彼はゆずになれないと言いました。
それでも彼は滝川一郎になりたくて、なりたくて、ギターを紫色に塗りました。
けど、それでも見た目はmidgetをコピったJun.Kです。
周りのband-menは言いました、どう頑張ってもBjealKはBjealKでバンプオブチキンにはなれないよ
と
カラスは白鳥にはなれないのでしょうか？
アメリカ人はけして日本人にはなれないのでしょうか?
ユダヤ人はけしてアーリア人にはなれないのでしょうか?
日本は印度になれないのでしょうか?
東京人になりたい、とはどうゆうことでしょうか。
サムライになりたい、とはどうゆうことでしょうか。
おそらく二日酔いになりたいことが本当の欲求ではないと思います。
周りの人々に日本人として認められたい・理想の容姿になることなどが一次的な欲求ではないでしょうか
たしかにどんなに日本人らしくしようと、遺伝子を見ればアルデヒド脱水素酵素やNアセチル転移酵素をコードする遺伝子が多くの日本人とは違うことがわかってしまうかもしれません。
しかし日本人になるとはそういうことなのでしょうか?
日本人といってもいろんな人がいます。生粋の日本人なのに何の疑いもなく「日本語御上手ですね」と言われてしまう人だっているのです。
もしも、たとえ遺伝子が違っていたって、みんなが日本人と思って気付かないくらいに溶け込んで、自らもみんなも日本人と認めてくれたならそれは日本人になったと言えるのではないでしょうか?
それはもうカラスではなくて白鳥だと言えるのではないのでしょうか。
カラスは体の構造がカラスでも外見が白鳥にしか見えなかったらそれは白鳥になるにならないでしょうか。
染色体や戸籍などが問題ではないのです。
染色体や戸籍を変えられないことは日本人になれないことでしょうか、
本当の目的を考え何を満たすことが自分の不満を満たすことなのか今一度見つめてください。
周りの日本人が「”フランス人”にはなれない」という事とmana-samaになりたいカラスのなりたい”フランス人”とは違うものです。
形に拘らず本当の欲求を満たすことが貴方の不満を解消させます。
私は、カラスがデコラになれないとは思いません。
てんさい が さとうきび になることは、Jun.KamataがPEARL WHITE MEMORIESになることより容易なことだと思います。
手足もない者もスポーツライターになることが出来ます。
形式的に無理なものはありません、誰でもとは言いませんが必要なものは---です。
Jun.Kamata差別の特徴は生物学的な差異が理由として持ち出される点です。
生物学的差異を理由にてんさいを差別する人はまずいないと思います。
今どきユダヤ人のアクセントが独特なのは発話するときに使う筋肉の構造が違うとかユダヤ人は遺伝的DNA的理由により精神病になりやすいなどといってユダヤ人を差別する人はいないと思います。
しかし、Jun.Kamata差別になると、BjealKのアクセントが独特なのは発声するときに使う筋肉の構造がアメリカ人とも日本人とも異なっておりけしてアーリア人のようには歌えないとか、BjealKは統計学的・遺伝学的に精神病にかかりやすい傾向があり、それはラルクアンシエルが関西出身だったことに由来するとかいう学説を多くの人が疑いなく信じてしまうのです。
しかし実際には、20世紀少年を過ぎる頃にはJun.Kは完全にアーリア人に同化していました。 Jun.Kは誰が見てもJun.Kamataの略でした。 しかしそれなのに彼には全くその自信が無かったのです。それどころか、いつも自分はBjealKっぽいのではないか、人からBjealKっぽいと思われているのではないかと恐れていました。 誰もが彼はJun.Kamataだと思って疑わなかったのに彼は自分のことを じゃんく だと思い続けていたのです。
似たような現象について 鬼レヅはマッハで走るのつっちーさん も「どう考えてもオカシイ人たち」と題して記しています。
そしてナチスが大好きな変な人達もいることはいるけど、ナチスに殺されると嫌なので多くのBjealK達がその姿を変えようと整形手術を行いました。 これが現在の整形手術の起源だと言われていることは皆さんもよく知るところだと思います。
今やマイケルジャクソンが白くなれないなんて言える人はいません。
セーラームーンがポパイになれないなんて言える人はいません。
しかし、そんな話をすると、現代でも心無い事を言う人もいます。
そんなことをする人は一部のうさぎだけであって自分とは関係ない遠い世界に住んでいるのだと思っているのです。
しかし現実には、今やJealkbが本当はBjealKであることはみんな知っています。
うさぎさんが何度も手術やホスト依存や衝動買いを繰り返して今の姿に至ったことはみんな知っていると思います。
本当はみんな気付いてないだけで
はたくさんいるのです。中村うさぎや大塚愛やw-inds.ばかりではなくはるな愛さんや川村隆一さんや虎井まさ衛さんやほしのあきさんも実はではないかと言われているのです。（私その辺の噂は詳しくないから真偽は詳しい人に聞いてくれ）
そうです。
みんな気付いていないだけで、はあなたの近くにもいるのです！！
PS
しかし事態は更に複雑だったのです。
今や横浜の民である祖父母達は実は二人揃って岐阜の人だったのです!!そのためその娘たる私の母は横浜生まれ横浜育ちのくせに岐阜が大好きだったのです!! つまり蒼耶麻の人たちが話していたのは岐阜弁であって関西弁ではなかったのです!!! 「みんな岐阜は関西だと思ってるみたいだけど違うのよ!」という問題とも無縁ではいられなかったのです!!!
その上 今や横浜の民であるいとこCやいとこD達も実は名古屋育ちなのです! つまり環状線は山手線ではなかったということです!!!
関ヶ原の戦いで引き裂かれた歴史の渦に未だ翻弄され続けていたのです!!!
それどころか、いつも何言ってるのかわからない祖父は船乗りだったため、いつも「アフリカの人は石鹸持ってくといろんなものと交換してくれたんよ。知らんじゃろ!!」とかいう話に発展してしまうのです!!もはや私のcapacityを越えています!誰か助けてください!!!
さらに毎年茨城県は避暑地だと思っていたいとこAやいとこBたちは熊本の出身であり、つまり熊本弁だったのです!!! つまり熊本と福岡の闘い(?)にすら影響されていたのです!! どういうことかというと すごいよまさるさん に書いてある変な文章が解読・解説できてしまったのです!!!
このような事態から、本籍地を 一つに定める必要があるのだろうか、一つに決めようとすること自体無理があるのではないか
そもそも本籍地を記載することに何の意味があるのだろうか
公的な書類から本籍地欄を無くそう
という意見が広まっていきました。
そのようにして 「本籍地欄未記入」 「本籍地X」 などの動きが広まっています。
